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西本 隆文氏(前編)

2009年1月1日

イメージできるものは何でも実現できる

生年月日  1980年8月2日
合格年次  2006年
勤務先   有限責任監査法人トーマツを経て、その後独立
出身大学  慶應義塾大学商学部
座右の銘 『イメージできるものは、なんでも実現できる』『好きなことをしている人間に悪い人間はいない』

イメージできるものは何でも実現できる(前編)

西本 隆文

生年月日  1980年8月2日
合格年次  2006年
勤務先   有限責任監査法人トーマツを経て、その後独立
出身大学  慶應義塾大学商学部
座右の銘 『イメージできるものは、なんでも実現できる』『好きなことをしている人間に悪い人間はいない』

― 夜9時、北風吹き付ける夜の有楽町に西本氏現る。仕事の疲れも見せず、内から静かなオーラが発せられている。

Q 西本さんの生い立ちについてお聞かせ下さい。
西本  大阪生まれ、大阪育ちですが高校時代は和歌山で過ごしました。高校は、野球で有名な智弁和歌山高校でしたその後、慶應大学に進学しました。

Q 西本さんは、大学時代はどのように過ごされていましたか ?
西本  大学にはあまり行っていなかったですね。面白くなかったから(笑)その代わり、大学一年の終わりからベンチャー企業で働いていました。その時は、一日の平均睡眠時間が4~5時間ぐらいでしたね。

そこで働いている時に、社長に「今は(2002年頃)格安航空チケットが安いから今のうちに世界一周しないと勿体無い!」と言われ、世界一周旅行に行ってみることに決めました。
働いていたので、金銭的にも余裕がありましたし。

Q世界一周旅行ですか!?世界一周となると、事前の準備や情報収集とか大変ですよね?
西本  いえ。「常日頃からやりたいことを周りに主張している」と意外にも情報がいろいろと入ってくるんですよ。なので、「世界一周に行きたいと話すと、周りの人から 色々な情報を頂くことができました。そして、いつの間にか旅をしている自分がイメージできるようになりました。  
『イメージできるものは何でも実現できる』
『何かをやろうと思ったら即決すべき』

『出来ないことは、突き詰めていけば、決めていないだけ』
と言うことですね。

…インタビュアー一同、感心。

Q では、世界一周旅行についてお聞かせくださいますか?
西本  2002年7月に、何のプランニングもぜず、大阪から上海への片道切符を購入して旅立ちました。
上海についてからは、その時、その場所で出会った人たちに話を聞いて、次に行く場所を決めていきました。

要は、『楽しければ行く、楽しくなければ行かない』  『楽しいことは一人では出来ない』ですね。
そして、『他人の脳みそには、色々な楽しいことが詰まっている』ので、これを上手く利用して旅をすることにしました。
後は、『目的、行き先を決めると損をする』なぜなら、『そこに行くと決めてしまうと、そこにしか目が向かなくなってしまう』からです。目的地にしか目が向かなくなると、すぐ傍にある楽しいものを見逃してしまいますからね。

…西本氏の旅の哲学にインタビュアー一同、聞き入るより他無し。しかし、西本氏の話は更にヒートアップ。

西本  上海の次には成都に向かいました。成都の動物園にはパンダが沢山いて、パンダを抱くことも出来ました。
成都の次はチベットのラサに向かいました。チベットは仏教が盛んで、独特の仏教建築を数多く見ることが出来ました。

チベットで一番衝撃的だったのは「鳥葬」に立ち会ったことでしたね。

筆者 鳥葬?
西本 はい、日本では遺体を火葬し、西洋では土葬しますが、チベットでは鳥葬なんですよ。鳥葬とは、人間の遺体を鳥に食べさせるのです。僧侶の読経後に遺族の見ている前で2mもある大きな鷹のような鳥が遺体に群がって肉をついばむのです。チベット仏教では死体は物と変わらないため、鳥に食べさせて自然に還すのが普通と考えられているそうです。

Q チベットの後、どちらに向かわれたのですか?
西本 チベットで知り合った旅人達とともにトラックをヒッチハイクして、ヒマラヤを越えてネパールに向かいました。
筆者 ヒマラヤ!標高が何千メートルもあるじゃないですか!

西本 ええ、標高の高いところでは雪が降っていましたが、標高が下がるにつれて暖かくなり、最終的には、Tシャツで大丈夫な位暑くなりました。1日で冬、春、夏を経験しましたね。筆者 ネパールでは何をされていたのですか?
西本 首都のカトマンズでカジノにハマってました(笑)そこで知り合った日本人にカジノでの必勝法を教えてもらったんですよ。
筆者 必勝法ですか?是非教えて下さい。
西本 カジノのゲームの中で、勝てるゲームと勝てないゲームがあって、それを見分けることが重要なんですよ。と言うのは・・・ ↓以下話の要約
〈参入すべきゲームの見分け方〉
(1) そのゲームにプロがいるか?

(2) そのゲームに人々は熱狂しているか?
(3) そのゲームに勝つ方法を知っている人間が少ないか?
(4) そもそも、そのゲームは楽しいか?

〈カジノに勝つ方法論〉
(1) ナポレオンの法則
1/100の確率で3倍になるルーレットがあった場合、毎回平均してbetしたコインの3%しか返ってこないということになる。しかし、これはあくまで平均であり、常に総負け額以上のコインをbetし続ければいつかは必ず勝ってしまう。つまり、少なくとも1回は勝つ確率は限りなく100%に近づいていく。

(2) 確率の波
確率には波がある。そのゲームの中で何が勝敗を変動させているか、その勝率の波を生じさせている事象を抽出する。そして、勝つ確率が高い回のみに大きなbetを行う。

カジノの具体例(ブラックジャック)
(Confidentialのため、インタビュアー一同、こっそり教えていただく)

筆者 なるほど!いい話を聞きました。そしてネパールの後はどちらに?
西本 ネパールの後はインドのデリーに向かいました。そこではひどい目に遭いましたよ。デリーで体調を崩してしまったのですが、紳士的なインド人が近づいてきて対応してくれました。しかし、気を失ってしまい、次に目が覚めたら見知らぬところにいて、現金は全部は奪われてしまいました。幸い、パスポートは無事でしたが。

筆者 それは大変な目に遭いましたね。海外では、騙す目的で旅行者に近づいてくる人がいると思いますが、見分け方とかありますか?
西本 結局のところ、 『楽しいことをしている人間に悪い人間はいない』ですかね。楽しんで旅行している人には騙されることはありませんよ。

Q 西本さんの生い立ちについてお聞かせ下さい。
Q インドの後はどちらに行かれたのですか?
西本 そこから、東南アジアに向かいました。タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムを回りました。  特に印象的だったのはカンボジアですね。地雷で足を失った人が多いのですが、その中でも、ポジティブに土産物を売っている人もいれば、死んだ目をしながら物乞いをしている人もいました。
それを見ながら『不幸は、人と比較して自分で決め付けていることに過ぎない』と実感しました。

筆者 西本さんのお話は奥が深いですね。
西本 旅行中は自由な時間が多いので、色々考えられるんですよ。

・・・時計を見ると、もう、終電の時間!しかし、旅行の話はまだ、東南アジア。なので、この続きは日を改めて聞かせて頂くことになりました。 後編へ続く

(文責:成瀬友泰)

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