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税務勉強会~税務調査について~

開催日: 2012.08.18

準会員会活動報告

税務勉強会

~税務調査について~

日本公認会計士協会準会員会近畿分会幹事

西尾 侑騎

 はじめに

 準会員会近畿分会では、平成24年8月18日(土)、近畿会研修室にて『~税務調査について~』と題して税務勉強会を開催致しました。今日、公認会計士の活躍の場は監査法人だけでなく事業会社へも広まってきております。当勉強会では参加者の方々に、税務調査の基礎的な知識から税務調査の手順などの具体的な事項までご理解して頂くことで、当勉強会を通じてご自身の業務について考える一助となればと思い企画致しました。

 講師には、国税職員として税務調査のご経験をお持ちで、現在公認会計士・税理士としてご活躍されている伊藤誠一先生をお招きし、ご自身の国税対応等の経験を織り交ぜながら、講義をして頂きました。

 当日は準会員、正会員合わせて約50名の方々にご出席頂き、非常に盛況な勉強会となりました。

 

勉強会について

勉強会の内容について 

 勉強会は伊藤先生ご自身のご経歴の紹介に続き、税務調査について伊藤先生ご自身のご経験を踏まえた講義と質疑応答の二部構成でした。

 講義は先ず、税務調査の目的や法的位置づけ、調査権限、税務調査の種類といった段階を踏みながら、丁寧かつ解りやすく税務調査についての基礎的な知識をご説明頂きました。税務調査という言葉を耳にしたことはあったものの、その内容については全く理解しておりませんでしたが、説明を聞くことでイメージがしやすく理解することが出来ました。ご説明の際には、その事項に関連する判例を提示して頂いたことで、後々の理解を深めるための資料として役立ちました。

 次に、税務調査の手順について詳細に順を追ってご説明頂きました。具体的には調査先の選定や調査方法、適切でなかった場合の措置等についてです。また調査を進めていく際には、仮装や隠蔽があると想定される重要な点に対し重点を置いて調査を行うということで、これはさながら監査のリスクアプローチに通ずるとお話して頂きました。

 最後に、国税に関して税務署長や国税局長等が行った処分に対して、不服のある場合の異議申立てから審査請求を経て訴訟の提起に至るまでの流れについて、手短にご説明い頂きました。異議申立てと審査請求については、別途資料を用意していただき異議申立てと審査請求の手続き、流れを把握することが出来ました。

 そして講義が終了し、短い時間ではございましたが質疑応答がなされました。

また全体を通して、伊藤先生が国税職員時代におけるご自身の経験談を講義の節々に織り交ぜてお話くださったので実際の税務調査の現場を想像し易く、ご説明して頂いている内容がより頭に入ってきました。

 

参加者の感想について 

参加者の感想を一部抜粋し、ご紹介致します。

・元国税調査官で公認会計士の伊藤先生が国税の視点に立った話や国税と対峙する時の心構え等を先生の豊富な経験をもとにお話しくださり大変有意義な時間を過ごすことができました。

・初めて聞く内容ばかりで大変勉強になりました。また機会があれば参加したいです。

・事業会社において国税対応は重要課題のため、事業会社勤務の私にとって今回の勉強会は大変ありがたいものでした。

 

最後に

 お盆の時期にも関わらず、多くの方にご参加して頂きました。税務調査を行う立場からのお話は普段聞くことが出来ないため、とても新鮮で興味深いものであることの表れだと思います。

 税務勉強会は今回で4回目の勉強会となり、シリーズ化している勉強会であります。今後とも準会員会近畿分会では税務勉強会を開催していきたいと考えておりますので、一人でも多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 最後になりましたが、講師を引き受けてくださいました伊藤先生をはじめ、勉強会に参加して頂いた皆様、勉強会を開催するにあたりご協力頂きました皆様に、準会員会一同厚く御礼申し上げます。

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