【活動報告】2025年度 秋の全国幹事会
2025年10月18日(土)、大阪 日本公認会計士協会近畿会会議室にて、秋の全国幹事会を開催いたしました。
ご出席いただきました日本公認会計士協会 常務理事 古谷大二郎様、近畿会会長 洪誠悟様、常務理事 藤枝政雄様には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

全国幹事会は、全国の準会員会幹事が一堂に会し、分会活動の共有や他地域の幹事との交流を通じて、分会横断の活動活性化と準会員会全体の発展を目指す場として実施されています。
今回の全国幹事会では、次の三つを主なテーマとして開催いたしました。
・旧執行部 × 現執行部ディスカッション
・分会長パネルディスカッション(今後の分会活動方針)
・補習所入所ガイダンスに関する意見交換
旧執行部 × 現執行部ディスカッション
旧執行部から白井遼平様(2020年度代表幹事)、森田湧貴様(2022・2023年度代表幹事)をお招きし、現執行部メンバーとともに活動方針や準会員会の課題について意見交換を行いました。
ディスカッションでは、
・執行部として活動する意義
・経験から得られた価値
・準会員会が果たすべき役割
などについて多角的な議論が交わされ、幹事それぞれが準会員会の未来を考える貴重な時間となりました。
《旧執行部・現執行部コメント》
今回の全国幹事会は、代表幹事として「なぜ自分は幹事活動を続けているのか」「その原動力はどこにあるのか」を改めて見つめ直す貴重な機会となりました。全国幹事会の企画・運営、そして所属する東京分会でのイベント企画・運営に携わる中で、自ら新たな価値を創り出していく活動に魅力を感じていることを再認識いたしました。今後も全国の幹事と共に準会員会を盛り上げていきます。
代表幹事 丸山
今回のパネルディスカッションを通して、全国幹事会に参加された幹事の方に、財務委員長を含めた執行部の魅了を伝えることができたのではないかと考えています。
多くの方の執行部への立候補があることを願いつつ、私自身も残りの任期を全うするとともに、後任の方に整った形で引き継ぎできるよう、準備を進めていければと考えています。
財務委員長 荒木
旧執行部の方々との議論を通じ準会員会は補習所や監査法人では得られない学びを得られる貴重な場だと実感しました。そして先輩方がよりよい準会員会にしたいという想いで積み上げてこられた取り組みの大きさを強く感じました。その歩みを止めることなく、さらに磨きをかけて、次に続くメンバーに引き継いでいけるよう尽力していきたいです。
国際委員長 洲
準会員会の活動が従前とは比べ物にならないぐらい活発に展開されていて、OBとして大変嬉しく思います。
今回のディスカッションを通して、私自身、現役メンバーから刺激を貰い、当時感じていた頃の熱意や幹事会メンバーとしての活動意義を思い出しました。きっと参加者の皆さまにも伝わっていると思います。今後の活動に大いに期待しています。
旧執行部代表幹事 白井様
準会員会執行部としての活動意義は、全体を俯瞰し多様な関係者と調整して会を活性化できる点にあります。当日のディスカッションでは、運営当時に学べたリソース配分や交渉能力が今の仕事でも役立っていることを話しました。
準会員会が会計士合格者という枠を超え、会計士業界全体を活性化させるという準会員会が果たすべき役割を熱意をもって参加者から感じた良い時間となりました。
今後の皆様の活動に期待しております。
旧執行部代表幹事 森田様

分会長パネルディスカッション
「分会長に聞く!今後どんな分会活動をしていきたい?」
北海道・東京・東海・近畿・中国・四国・北部九州の各分会長が登壇し、当期の活動と来期に向けた方針を発表しました。
工場見学、英語セミナー、Excel研修、課題研究論文ワークショップ、士業交流会など、各分会の特色を活かしたイベント事例の共有、さらに分会間連携やオンライン活用、新規企画の検討など多岐にわたる提案がありました。
今後、全国幹事会で出た案はイベントとして、皆さんにお伝えしていく予定です。
《幹事コメント》
今回の全国幹事会では、各分会が多彩な活動に取り組み、議論の中で互いに刺激を与え合えて大変有意義でした。特に工場見学や英語セミナーなど、会員の視野を広げる取り組みに学ぶ点が多くありました。北海道分会としても、地域特性を生かした実践的な企画をさらに充実させ、会員同士が学び合い成長できる場づくりを進めていきたいと考えています。今後も他分会との連携を深め、より活発な活動へとつなげていきたいと考えております。
北海道分会分会長 青木
今回の全国幹事会では、今までよりも更に密に各分会の幹事とコミュニケーションをとることができたと感じています。特に各分会長によるパネルディスカッションでは、各分会が抱える問題やその解決策などについて共有することができ、とても良い機会となりました。全国幹事会で得た知識を近畿分会の活動に還元できるよう、尽力していきたいと思います。
近畿分会分会長 倉掛
私は今回が初めての全国幹事会参加でした。中国分会では毎年定例となっている交流会などの分会イベントを開催しておりますが、中国分会の枠を超えて全国の同世代の幹事達と意見交換をすることで、幹事側の働きかけ次第でもっと多様な分会イベントを企画できるポテンシャルがあると知り、今後の伸びしろであるとともに、新しい企画が打ち出せないか積極的に検討していきたいと感じました。
中国分会分会長 神能
今回の全国幹事会では、他地域の皆さまと交流する大変貴重な機会を得ることができました。四国分会は会員数が少なく、これまで他分会との関わりも多くはありませんでしたが、この場を通じて新たなつながりを持つことができました。今回のご縁を活かし、今後は近隣分会との合同イベントや受験生向けの企画にも挑戦していきたいと考えております。
四国分会長 溝渕
全国幹事会を通じて、他の分会との連携の重要性を改めて認識しました。活発な意見交換から多くの気づきを得られましたので、今後、連携も含めた活動にも繋げていきたいです。また、この熱量を持ち帰り、若手会計士会の課題解決と組織強化に向け、分会一丸となって一層邁進していく所存です。
九州分会分会長 鹿子島

補習所入所ガイダンスに関する意見交換
東京分会の久保田幹事が登壇し、補習所入所ガイダンスにおける準会員会紹介の進め方について、全国の幹事と意見交換を行いました。
《執行部・幹事コメント》
入所生の興味を引くガイダンス構成にするために、登壇者をはじめ参加者の間で活発な議論が行われ、準会員としてもプレゼン方法を学ぶ機会となりました。
本全国幹事会では交流セッションが多く話しやすい環境であり、各班の意見を発表する場のみならず、自由発言の場においても幹事が積極的に発言をしていました。分会や法人の違いがあるなかで、各々の視点を共有出来たことは、全国幹事会の意義にも繋がったと考えます。
代表幹事 岡本
全国幹事会での入所ガイダンスのリハーサルを通じて、各地域の幹事から貴重なフィードバックをいただきました。準会員会や幹事活動の魅力をより分かりやすく伝えるための工夫や、新入会員の視点に立った改善点など、建設的な意見交換ができたことは大変有意義でした。いただいた意見を反映し、合格者の皆様に準会員会での活動や人脈形成の魅力を効果的にお伝えできる内容となりました。今後も全国の仲間と協力しながら、より充実した準会員会活動を推進してまいります。
東京分会分会長 久保田
最後に
全国の幹事が大阪に集まり、分会の枠を超えて活発な議論と情報共有を行うことで、準会員会全体の一体感がさらに高まりました。
本幹事会で得られた学びや意見を各分会へ持ち帰り、準会員の能力向上と交流促進に引き続き取り組んでまいります。
次回の全国幹事会は 2026年2月名古屋にて開催予定 です。
準会員会は今後も、準会員にとって有意義な学びとつながりの場を提供してまいります。

