【イベント案内】IPO経験者に聞く!IPOのリアル
【IPO経験者に聞く!IPOのリアル】
みなさんは「IPO」という言葉にどのようなイメージを持ちますか?
「やりがいがある」、「とにかく大変で忙しい」、「上場が成功したらストックオプションで億り人」などさまざまなイメージがあるのかなと思います。
そもそもIPOとは、「Initial Public Offering」の頭文字を取ったものであり「新規株式公開」と訳されます。これは、企業が初めて株式を一般投資家に公開し、証券取引所に上場するプロセスを指します。IPOを通じて、企業は資金を調達し、事業の拡大や成長を目指します。
近年、日本政府によるスタートアップ支援政策が本格化し、大学や研究機関発の研究開発型企業、大企業のカーブアウト企業など、多様なスタートアップがIPOを目指す動きが加速しています。スタートアップ・IPO業界が盛り上がりを見せる一方で、IPO市場は上場件数の減少やグロース市場の低迷といった課題も抱えており、上場準備企業に対する支援の質と深さがこれまで以上に問われています。こうした環境下では、会計士に高度な専門知識と実務対応力、そしてスタートアップの成長を支援する視点が求められることとなります。
本研修では、監査法人のみならず、CFO、コンサル、証券会社、弁護士、東京証券取引所、監査役など、様々な立場でIPOを経験した会計士に登壇いただき、若手会計士向けに「IPOってどうしたらできるの?」「なかなかIPO出来ない会社ってどんな会社?」「ストックオプションもらえたらどうなるの?」といったIPOに関する素朴な疑問に回答していただくセッションを実施します。
IPO関連業務に携わったことはないがIPOに興味がある、IPO関連業務に関与を始めたばかりで様々な立場でIPOを経験した会計士のお話を聞いてみたいといった方におすすめです。また、IPOにまったく興味のない若手会計士の方にとっても、様々な立場で活躍する会計士のお話を聞くことで、今後のキャリアについて示唆を得るきっかけになることでしょう。
なお、今回の企画では若手会計士の皆さまへネットワーク構築のための交流の場を提供することを重視しています。
研修会後には登壇者の皆さまも交えて懇親会も行いますので、IPO関連業務をキャリアの選択肢の一つとして少しでも考えている方は、こちらも奮ってご参加ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
〜今回のセミナーに登壇していただく4名の会計士の方々〜
渡邉 淳(わたなべ あつし)
高専(東京工業高専 電子工学科)から富士通株式会社のエンジニアとなるも全く活躍できず3年で退職。2年間の勉強期間を経て、会計士へキャリアチェンジ。 青山監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人)、野村證券株式会社への出向(引受審査部にて株式上場(IPO)審査業務等)、株式会社ラルク(IPOコンサル業務)を経て、株式会社エラン取締役CFOとして東証マザーズへのIPOと東証一部への市場変更を牽引。
現在は、経営者やCFOを対象にしたビジネスコーチ業などを行いつつ、プライベートにも十分時間を割けるライフスタイルに。NPO団体へのプロボノ活動なども行っている。東京大学EMP修了。ワインエキスパート(日本ソムリエ協会)。
石久保 好明(いしくぼ よしあき)
一般事業会社勤務を経て、2000年に監査法人トーマツ東京事務所入所。監査法人では、トータルサービス(TS)部門に所属し、IPO準備会社の監査業務、上場会社の監査業務、ターンアラウンド業務等に従事。
監査法人退職後、2007年に日興コーディアル証券株式会社(現 SMBC日興証券株式会社)に転職、14年間一貫して公開引受部門に所属し、発行会社に対する上場準備指導、上場審査対応、東証との折衝などを担当し、複数のIPO実現に関与。
2021年に証券会社退職後、独立開業。公認会計士石久保好明事務所を開設し、個人でIPOアドバイザリー業務に従事。コンサルの立場で、複数の関与先でIPO実現するほか、株式会社yutoriの社外監査役に就任し、独立役員の立場でもIPOを経験。
大庭 崇彦(おおば たかひこ)
Deloitte Tohmatsuでは、主にIT企業の株式上場支援業務に従事。2011年にブリッジコンサルティンググループ株式会社を創業、代表取締役COOに就任。創業10年で約1,000社の支援を通じて累計50社の上場会社を輩出。2020年12月、同社を現経営陣へ事業承継。
2021年、株式会社テトラワークス及びMinami Fuji Groupをそれぞれ創業し、テーマの異なる2社の経営に従事。テトラワークスでは、既上場企業に対する企業価値向上ならびに時価総額向上というテーマに対して、株価連動による成果報酬型での支援を提供している。Minami Fuji Groupでは、イギリスロンドンを拠点とするメンバーファームであるIPGに加入し、主に海外と国内をまたぐ会計・財務・監査アドバイザリー業務を提供している。
尾下 大介(おした だいすけ)
公認会計士としてIPO支援業務に従事後、弁護士として長島・大野・常松法律事務所(東京・New York)にてM&Aや会計不正案件に従事。東京証券取引所の上場審査部にて、総務担当者として多数のIPO案件に関与した後、CrossOver法律事務所を設立。
現在は、IPO準備企業、主幹事証券会社、IPOコンサル、監査法人等に対してIPO助言を提供している他、IPO準備企業の社外取締役、社外監査役としての経験も有する。IPO関連セミナーへの登壇実績は30回を超えている。
【IPO経験者に聞く!IPOのリアル】
日時:2025年9月20日(土)
研修会13:30~15:10/懇親会15:15~16:30(参加費:無料)
補習所単位:2単位
会場:TKP新宿西口カンファレンスセンターホール8C
登壇者:IPO・スタートアップ関連業務支援PT 石久保 好明、大庭 崇彦、尾下 大介、渡邉 淳 各構成員
お申し込みはこちらから
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