2023年6月24日（土）に全国各地の準会員会幹事により全国幹事会・通常総会が東京にて開催されました。
年に三回行われる全国幹事会は日本全国の準会員会幹事が一堂に集まる重要なイベントです。近年では新型コロナウイルス感染症への警戒のため、リモート開催されることも増えておりましたが、今回の全国幹事会では感染対策を徹底しながらも一つの場所を共有して互いに顔を合わせることで地域分会の垣根を越えて交流を深める時間となりました。

午前中は、古谷常務理事・脇常務理事のご挨拶から開幕しました。古谷常務理事からは今回の全国幹事会から参加いただいたJ1 の幹事が先輩の背中を見て学ぶことの尊さ、脇常務理事からは準会員会が一体となって同じ方向で進んでいくことの大切さと非財務価値との向き合い方についてご教示いただきました。

その後、各委員長からの活動報告を経て毎回恒例の各分会長の活動報告とお土産紹介が行われました。東京分会や近畿分会の積極的な活動は継続しつつ、東海分会や九州分会なども活動が再開された旨が報告され、活気ある議論が交わされました。また、お土産は今回は全体的に塩気のあるものが並び、談笑しながら各地域の名物に舌鼓を打ちました。そして、本会にて新執行部に立候補した幹事による所信表明が行われました。
古谷常務理事・脇常務理事からの鋭い質問も飛び、熱い議論が交わされました。最終的に全員が承認され、午前中が活況のうちに幕を閉じました。

午後の部の開会では、茂木日本公認会計士協会会長・鶴田日本公認会計士協会副会長・八木日本公認会計士協会東京会会長からそれぞれご挨拶を頂戴しました。

その後、執行部からの事業報告・会務報告がなされたのちに、事業計画案の審議・承認がなされました。近年はコロナ禍の影響もあり予算の執行率も低い状況が続いておりましたが、当年度は各地域分会の積極的な活動もあり執行率が上昇したことが報告されました。そして、森田代表幹事の閉会の辞で全国幹事会が幕を閉じました。

私自身は三度目の全国幹事会でしたが、全国で活躍する幹事たちとの交流はやはりとても楽しく刺激的なものでした。一方、予算の関係で現地参加がかなわない幹事たちも非常に多く、その点だけが非常に残念に思いました。コロナ禍を乗り越えて、対面で会える機会がようやく増えてきたのであれば、やはりリモートではなく直接顔を合わせて話したいと強く感じました。

準会員会での活動を通じて法人・地域の垣根を越えて繋がった交友関係に感謝しながら、今後も準会員会では会員・準会員向けに役立つようなイベントを開催してまいります。

（TOKYO CPA NEWS No.797 2023.8　準会員通信）