日本公認会計士協会 準会員会

活動報告(東京)

【活動報告】ビジネススタイルセミナー

2020年10月11日(日)、日本公認会計士協会準会員会東京分会では、一般社団法人日本スーツ大学代表理事である中村武雄氏をお招きして、ビジネススタイルについて基礎から最新の知識までをご紹介する『ビジネススタイルセミナー』を開催いたしました。

正しい服装や正確な知識を学ぶことで、クライアントや上司から一目置かれ、仕事へのモチベーションを高める一助にできればと、東京分会では2017年度から毎年『スーツセミナー』を企画しております。今年度は、コロナ禍で広まりつつある在宅勤務を背景に、web会議での見せ方についてもセミナーの内容に取り込み、これからの新しい働き方にも対応した内容で企画いたしました。

今年度はオンラインでの開催も試みました。聴講可能人数の多いオンラインの特性を活用するため、『ビジネススタイルセミナー』と名前を変え、女性向けの内容も取り入れて、より多くの方にご参加いただけるよう配慮いたしました。

当日のセミナーでは、実際に身だしなみに気を遣うことで活躍の場が広がった、という公認会計士の経験として鮑和熏氏(EY 新日本有限責任監査法人)からお話をいただきました。また、鮑氏と運営スタッフとの対談形式で監査法人で実際に見受けられた服装の問題点を紹介していただきました。

服装の重要性を参加者の方々にご認識していただいた上で、中村氏の講義が行われました。具体例
をふんだんに取り入れた講義内容は実践的なもので、参加者の理解が深まったようです。

今年度は上記で述べたように、女性会員向けにフォトグラファーの坂井なおみ氏にも講義をいただきました。坂井氏は、カメラを通した見せ方にも知見が深いため、近年広まっているweb会議における服装についても、併せて講義をしていただきました。

当日はオンライン参加の方もいらっしゃり、オフライン・オンラインの同時開催という目的は達成されたように考えます。アンケート結果からは全員から「満足」以上という回答とともに「服装について指摘を受ける機会が殆どなかったので、ためになりました」「パソコンの位置によっては、相手を上から見下ろす目線になってしまうことに、初めて気づきました」等の意見をいただきました。総じて今回の企画は、リモートワークで意識に上ることが相対的に少なくなった見た目の重要性について、改めて意識する一つのきっかけとなったのではないかと思います。

(TOKYO CPA NEWS No.766 2021.1 準会員通信)

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