日本公認会計士協会 準会員会

活動報告(東京)

【活動報告】ベンチャーCFOから学ぶ・若手公認会計士のキャリア戦略

ベンチャーCFOから学ぶ・若手公認会計士のキャリア戦略

せっかく苦労して合格した公認会計士試験。しかし忙しい日々の業務に追われて、いつしか夢もビジョンも失い、愚痴や環境への不満に明け暮れてしまう人も少なくないようです。

今回はビジョンを描く一助にしていただきたく、講師にREADYFOR 株式会社CFO元田宇亮氏、株式会社SmartHR CFO玉木諒氏(公認会計士)をお迎えし、若手の公認会計士・準会員に向けた、ベンチャーCFOによるキャリア戦略セミナーを開催いたしました。元田氏は投資銀行出身のCFO、玉木氏は監査法人・コンサル会社出身でかつ公認会計士のCFOということで、バックグラウンドの異なる二人より、違った視点からキャリアに関する考え方をお聞きすることができました。

当日はお二人に現在の業務内容や会社の紹介等をいただいたのち、Sli.doという会場の皆さまがCFOに匿名で質問ができるシステムを使い、1 時間半にわたり計23もの質問にお答えいただきました。

質問としては、「CFOから見て監査法人とはどのような存在ですか?」といった質問が挙がりました。監査法人出身の玉木氏とそうでない元田氏で見解が分かれ、非常に面白い話をお聞きしました。監査をしている身としては、ただのコストと思われないよう深度ある監査を心がけていきたいものです。

ほかに、「投資銀行出身からすると、(事業会社経験のない)公認会計士は浮世離れしていると感じることはありますか」といった質問も挙がりました。監査法人では、若いうちからクライアントを開拓したり、営業をガツガツしたりといった機会はあまりないことが多いです。会計監査は公認会計士の独占業務でありますが、それゆえ、ガツガツしなくても自然に仕事が舞い込んでくる、どこかぬるま湯にひたっているような錯覚を起こしてしまう若手公認会計士もいるのではないかと思います。主体性を忘れずに日々を送ることが大切であるように思われます。

参加者からは、「ベンチャーのCFOの話が聞ける機会は貴重なので、大変有難かった」「キャリアに対するもやもやが晴れてよかった」といった声が寄せられました。準会員会では、今後もキャリアを考える一助となる企画を実施してまいりますので、ぜひご参加ください。

(TOKYO CPA NEWS No.741 2018.12 準会員通信)

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