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英語と日本語で学ぶ会計専門家としての会議術

開催日: 2013.11.23

英語と日本語で学ぶ会計専門家としての会議術

準会員会幹事 西尾 侑騎

はじめに

 準会員会近畿分会では平成25年11月23日(土)、国際委員会と共催で、近畿会研修室にて「英語と日本語で学ぶ会計専門家としての会議術」と題した勉強会を開催致しました。当勉強会は昨年度開催し、満足度100%を頂きましたプレゼン勉強会で講師を務められたDavid Humphrey (ディビッド・ハンフリー)氏を再度お招きして開催した勉強会です。
昨年に引き続き英語と日本語で学ぶ勉強会の第二弾企画として、今年は日本と欧米のミーティングの違いや、言語を問わず必要なミーティングのポイント・テクニック等、ミーティングを主題とした内容でご講演頂きました。当勉強会は正会員・準会員から男女、年齢を問わず、66名にも及ぶ方々にご出席頂き、盛況な勉強会となりました。

勉強会について

◆日本と欧米のミーティングの違い

  David氏が日本と欧米のミーティングの違いとして、先ず取り上げたのはミーティングへのスタンスです。日本の場合は主に情報共有の場になりがちですが、欧米の場合は討論する場となっている点です。
これは学生時代を通じて体に染み込んだ教育スタイルに由来しています。日本の場合は、授業中に先生の話を遮ってまで質問をしたことのある人は比較的少ないですが、欧米の場合は質問をする人の方が優秀と判断されるため積極的に質問をします。その結果、それぞれの教育スタイルの違いから、欧米では日本のミーティングに比べると活発に質問等やり取りが繰り広げられるそうです。他国の教育スタイルを把握しておくことは、その国々のミーティングへのスタンスを理解することに繋がり、また文化の違いによって感じる違和感や戸惑いをも軽減して対応し易くなります。
そして欧米ではミーティング中にWHY(何故)という、理由を聞く言葉が多く使用されている一方、日本ではWHYよりもHOW(どのようにして)という、方法を尋ねる場合が多く使用されている点も相違点として取り上げられました。

◆ミーティングでのポイント・テクニックについて

 ミーティングでの押さえるべきポイント・テクニックは、参加する人数が多いか少ないかに関係なく同じです。
その押さえるべきポイントとして、まずアジェンダの存在が挙げられます。どのような規模のミーティングにおいても、アジェンダのように議題について記載しておくと、話が脱線しかけている際に話を戻し易い上、決めるべきことも明確にできスムーズにミーティングを進行できます。また、話を進行していくリーダーやタイムキーパーといった役割も、同様の理由から欠かすことはできません。さらに、自分の前に発言した人の内容を考慮して自分の意見に織り込んで話していく、つまり会話のリンクを切らないように心掛けることも大切です。会話のリンクを切らないようにすると自然と会話に流れが生じます。そしてその際に、話す声が小さいと自信がないように感じられるため、大きな声で話すことも必要です。
これらに加えて、HOWではなくWHYを意識して話す、つまり、方法よりも自分の意見に対してしっかりとした理由を合わせて話すことで、より説得力の増した意見となります。

最後に

 参加者の皆様は、David氏の講演に熱心に耳を傾けながらも、時々笑いも起きており、昨年に引き続き今年も素晴らしい講演会となりました。実際に、アンケートからも満足して頂いたというコメントが多数寄せられました。
私自身がとても印象的に感じた点は、David氏が常に話されていた”Don’t be shy”でした。確かに日本人はよく気を遣い、空気を読み一歩引いてしまっているのかもしれません。ただ、ミーティングを始めとして自分の意見を言う必要がある場合は”Don’t be shy”という気持ちを持って話していきたいと思いました。
 今年も講演会を引き受けて下さったDavid氏をはじめ、共催して頂いた国際委員会の皆様、また講演会にご出席頂いた皆様、そして講演会の準備をして頂いた皆様に準会員会一同厚く御礼申し上げます。
今後も準会員会近畿分会は様々な勉強会を企画して参りますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

以上

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