日本公認会計士協会 準会員会

活動報告(近畿)

[税務勉強会]独立公認会計士~税務・コンサルティング編~活動報告

[税務勉強会]

独立公認会計士~税務・コンサルティング編~活動報告

日本公認会計士協会準会員会近畿会分会幹事 

檜垣秀治

 

はじめに 

 日本公認会計士協会準会員会近畿会分会では平成26年6月28日に近畿会研修室にて「公認会計士が行う税務・コンサルティングに関する勉強会」を開催致しました。

 当勉強会では講師として野坂公認会計士・税理士事務所の野坂和夫先生(公認会計士・米国公認会計士・税理士・行政書士)をお招きしました。野坂先生は大手監査法人で監査業務を経験し大学院で教鞭をとられた後、独立開業された方で、ご自身の経験をもとに税務の魅力・独立開業の心構え等を語って頂きました。

 

勉強会について

◇税理士業務とは

 勉強会の冒頭では、税理士の業務内容について説明して頂きました。税理士の業務には、主に税務代理、税務書類作成、税務相談、会計帳簿の記帳代行その他企業経営へのコンサルティング業務があります。さらに、税理士は経営者の相談役としての位置付けであり、内容としては会社を設立する方法、融資の進め方から経営者の個人的な相談までさまざまです。結果、税理士は企業や経営者と密接に関係することができ、また業務を行い感謝されるため非常にやりがいがあるとの事です。

 

◇公認会計士・税理士で独立するメリット

 次に、税理士ではなく公認会計士・税理士として独立した場合のメリットについて説明して頂きました。メリットは、公認会計士業務での収入の見込める状況で独立開業が行えることです。市町の包括外部監査は公認会計士・税理士の方々で行っているため、他の公認会計士・税理士の方と面識があるならば、紹介して頂ける可能性があります。

 

◇独立開業の心構え

 休憩を挟んで、後半からは独立開業における心構えをお話し頂きました。監査法人や事業会社にいる間はサラリーマンですが、独立すれば経営者です。経営者は、営業が主たる業務であり、獲得した仕事を従業員に行わせることが独立というものです。独立に当たり自分が営業を行う点で経営者に向いているか、つまり社交性は高いか、周りからの好感度が高いかが重要です。また、独立後2,3年の無収入の生活を耐える覚悟も必要です。経営者として成功するには、運と縁が重要な要素となります。独立して経営者になるには、後継者の居ない事務所を引き継ぐことが最も現実的との事です。

 

◇終わりに

 野坂先生は、最後にご自身の経験を踏まえて独立を目指す方へのメッセージをお話し下さいました。社長業というのは何者にも拘束されないが、24時間365日仕事という不規則なものです。ただ、やはり自分の時間とカレンダーを持てるというのは何者にも代え難い魅力です。経営者になる人は、前向きであり運と縁を持ち合わせている方です。その前向きな性格と運は難関資格の公認会計士試験を突破された皆様ならば誰しも持ち合わせています。独立を志す方は、独立の準備として、人と積極的に会い情報を収集し縁を広げる事を心掛けるべきです。

 

 講師を引き受けて下さった野坂先生を始め、講演会にご参加頂いた皆様、そして講演会の準備をして頂いた皆様に準会員会一同厚く御礼申し上げます。

 今後も日本公認会計士協会準会員会近畿分会は様々な勉強会を企画して参りますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

以上

 

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